a0960_00665.jpg
あなたの周囲には、他者をけなす人はいませんか?

他者をけなす人は、自分より立場が下の人に対して態度が横柄で、言葉遣いが粗いという特徴があります。 

そういった人と日々接しなければならないとなると、周囲にいる人間は日々不愉快な思いを余儀なくされストレスが溜まっていくだろうと想像します。

一体、他者をけなす人は、どのような心理状態の下、そのような行動をとるのでしょうか?
スポンサーリンク

<他人をけなす人の心理とその実態>

他者をけなす人の大きな特徴のひとつとして、自分よりも下の立場の人に対してはめっぽう厳しいのに、上の立場にある人に対しては、こびへつらうというものがあります。

例えば会社では、気の弱い部下に対しては激しい口調で怒鳴り散らすのに、厳しい上司に対しては大人しくふるまい、ときにはお世辞を言ってペコペコしたりするといった具合に。

どうしてこのような不可解な行動が観られるのかというと、自分に自信がないけれどその価値を示したいという心理がはたらいているからだと思います。

他者をけなす人は強くて自信あふれる存在だと一見すると見えがちです。しかし実態は自信がない臆病な存在であるのです。

自信がないからこそ、弱い相手を見つけて、その存在を否定しようとする行動をとるのです。否定することによって、相対的に自分の価値を高めて自尊心を保っているというわけなのです。

どうしてそこまでして自分の優位性を示そうとするのかというと、おそらく精神的に抑圧したものがあり「自分は〜あるべきだ」と自分自身に高いハードルを課してそれに苦しんでいるからだと思います。

つまり、他者をけなす人は一見強そうに見えても、実は無理をして自分を大きく見せようとしている存在にすぎないということなのです。

現に、他者をけなす人は、周囲のことをキョロキョロとしきりに観察したり、他人の噂話に聞き耳を立てることが多いのではないでしょうか?それは、自分がどう思われているか気になっている証拠です。

本当に強い人ならば誰が何と言おうと動じることはありませんから、そのように他人の目を気にすることはないでしょう。

本当は臆病で自信のない弱い人間なのだけれど、それを自分自身でも認めたくないし間違えても誰かに悟られたくない。だから、「乱暴な言葉」「高圧的な態度」という鎧を身に着けて、自分の優位性を示そうとしている。それが他者をけなす人の実態なのだと思います。

自分の優位性をリスクなく示す手段として手っ取り早いのが、自分よりも弱い人間を選んで否定するということなのでしょう。なぜなら、比較の原理から、相手を貶めることで自分が立派に見えるとともに、相手は反抗してくるリスクがないからです。

一方、どうして自分よりも強い人間に対しては従属的なのかというと、自分の弱さを見抜かれて指摘される可能性があるからでしょう。それを怖れているのだと思います。

他者をけなす人は、おそらく過去に何かがあり、何らかのトラウマを抱えている存在なのだとも思います。例えば、厳しすぎる親の下で怯えながら育ったなど、自分を抑圧して子供時代を送ると、他人の目を気にする大人に成長していきます。相手からの評価を気にしすぎると、人によっては自分が他者よりも優位に立っていなければならないという気持ちが人一倍強くなるのだと思います。

強がってはいても、本当はやり場のない寂しさや虚しさを抱えている。そして「人に認めてほしい」と渇望しているのだと思います。
スポンサーリンク

<周囲の人間の対処法>

では、上から目線の人に対して、周囲の人間はどのように対応すればいいのでしょうか?

それはまずは上記したような、他者をけなす人の心理を把握することです。そして「この人は過去に何かあった、淋しくて臆病な人なんだ」と考えることです。少なくとも自信にあふれる強い人だなんて思わないことです。

乱暴な言葉も高圧的な態度も、弱さを隠すための鎧にすぎません。ですから、憐みの心を持って怖がらず毅然とした態度で対応するのがよいでしょう。

といっても、会社の上司ー部下のような上下関係で、あなたが部下の立場ならば、なかなか反論などできないかもしれません。そんなときは、無理に対決しようとせず「ひどい言葉でショックを受けました」「今とても悲しい気持ちになっています」みたいに、相手の態度や言葉に対する感想を述べることも効果があると思います。

なぜなら、そういった感想は本人の過去のトラウマを呼び起こすキーワードであることが多く、内心ドキリとするだろうからです。

あとは、どんなことでもいいので、相手の良い部分を見つけて褒めてあげるということも効果があると思います。なぜなら、相手をけなす人は、過去に褒められた経験あまりなかったと考えられるからです。最初は「お世辞を言いやがって」なんて言葉が返ってくるかもしれませんが、内心はうれしいはずです。


社会には人間関係のトラブルほか、さまざまな問題もありますが喜びと感動にも満ちています
スポンサーリンク

人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
関連コンテンツ&スポンサーリンク