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仕事において、難易度の高い案件がやってきたとき、人は漠然とした不安感に襲われます。
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たとえば、「重要な取引先の人々が集まる会場で、プレゼンをして欲しい」と上司から指示されたとしましょう。

普段から大勢の前で話すことやプレゼンをすることに慣れている人ならよいのでしょうが、そうでなければ大抵の人々は、漠然とした強い不安感に襲われるでしょう。

なぜそのとき強い不安感に襲われるかというと、今まで経験していないことは未知数なことばかりだからです。

経験がなく右も左も分からない、一体なにをどうしていいか分からない。

そうなると、「自分には無理だ・・」「失敗したらどうしよう・・・」と漠然とした不安感に目の前が真っ暗になってしまいます。

しかし、仕事である以上、断れず引き受けざるを得ないというケースも多々あるわけです。そのようなとき、どうしようもない漠然とした不安感を取り除くことが必要になってきます。
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では、どうすれば、漠然とした不安感を取り除けるのかというと、オススメは、問題を両極端に考えてみることです。

プレゼンが「大成功したとき」「大失敗したとき」 の2つの極端なパターンで考えてみるのです。

まずは、パターン@として「プレゼンが大成功したとき」のことを自由に想像してみます。

会場にたくさん集まった取引先の人々。大衆に向け、あなたはマイクを持ち、あなたは堂々と話をしています。

流暢に言葉が次々とでてきて、ときどきジョークも交えてつつ聴衆には大盛りあがり。そして、プレゼンが終わったとき、大拍手の渦とスタンディングオーベーションが起きます。

そして取引先の方々や上司からも「素晴らしいプレゼンだったよ」「いい時間をありがとう。」「また次回もよろしくお願いするよ」となどと感謝とねぎらいの言葉をかけられます。

そしてあなたは、この会社に入ったことに対する幸せ感で胸がいっぱいになります・・。

パターン@「プレゼンが大成功したとき」は、考えれば考えるほど、楽しい気分になることができるに違いありません。

不安感を感じていたのは一体、何だったのか?と震えていたことがバカバカしく思えてくるはずです。そして、挑戦することに対する自信と勇気がますますわいてくるはずです

では、続いて、パターンAとして「プレゼンが大失敗したとき」のことを想像してみましょう。

取引先の人々がたくさん集まる会場。あなたは 演壇に立ち、話そうと考えてきたことを話し始めます。

しかし、いざ人々の前にたつと極度に緊張してしまい、話そうと思っていたこともすっかり忘れてしまいます。

また、声も出ない。沈黙の時間が過ぎていきます。聴衆の反応は全くなし。退屈そうにあくびをする人、携帯をいじっている人、そして、しばらくすると退室する人もでてきました。

そして、プレゼンが終わると、聴衆は「やっと終わったのかよ」みたいな失笑混じりの表情でパラパラと拍手をして退席。

そして後から上司からは「あれはなんだったんだ?」「君に任せて失敗だった」「次回は君には頼まない」と言われてさらにショックを覚えます・・

問題はこちらです。このパターンA「プレゼンで大失敗したとき」を無意識のうちに想像することで、私たちは、極度の不安感に襲われるのです。

ただ、この感情は、危険から生命を守るための自己防衛本能であり大切なものです。

では、この大失敗したときに感じる不安感をどうするかですが、まずはその最悪の状況が起きる確率があることを認めます。

そしてその事態がもし起きたとき、どうすればよいか行動を具体的にシュミレーションし同時に、その経験は人生においてなにか糧になっていないかも考えてみるのです。

そのうえで、最悪のパターンが起きないために何か対策を打つことができないかと考えてみます。

パターンAで、大役を果たせず失敗をしでかしたあと、あなたができることは上司や取引先の人に謝罪をすることをすることでしょう。

それでも許してくれないかもしれません。さらに、会社内では失敗をしでかした噂が広がり、しばらくは少々居ずらくなるかもしれません。

しかし、それ以上の不幸はおそらく起きないでしょう。重要なプレゼンを部下に任したことで上司の責任も問われるわけですから、クビにはならないわけですから。

では、その大失敗は、人生において、絶対的な不幸なのでしょうか?

いえ、それは違うはずです。

うまく話せなくても人前で話をしたという経験は、今後の人生において貴重ですし、何が足りなかったのか課題もわかったはずです。

また、他人がどんな失敗したかなど、しばらくしたら社内の誰もが忘れてしまいますし、10年後や20年後になったら「あのときは大失敗して恥かいたよ、ハハハ」といったように酒の場での笑い話のネタになっているかもしれません。

そう考えたとき、漠然とした不安感はかなり解消されているはずです。更に、最悪のパターンが起きないようにするために、何か対策を打てないかについて考えてみます。

「人前で緊張して話すことを忘れる」「声が出ない」ということがプレゼンが失敗する原因として想定されるならば、それに対する対策を考えるのです

 例えば、「あらかじめ原稿を用意しておき、話すことができなくなったら、それを朗読できるようにしておく」ですとか、「プレゼンまでにカラオケボックスなどで発声練習をしておく」「公園で友達を数人あつめてリハーサルをする」といった対策などが打てるわけです。

そして、それを実行すれば、漠然とした不安感の大部分を取り除くことができているでしょう。

任された仕事を遂行する自信がなく、極度の不安感に襲われるとき、人は「自分にはできない・・」「失敗したら大変なことになる・・」と悪い方向に考えがちです。

そんなとき、「大成功したとき」「大失敗したとき」の極端な2パターンのシーンを考えてみることで、思考が整理されて、不安感を取り除くことができます。

そして、大失敗を回避する対策を立てて実行することでさらに不安感は解消されていきます。一度お試しあれ
社会には人間関係のトラブルほか、さまざまな問題もありますが喜びと感動にも満ちています
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人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
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