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「私はあの人に嫌われているのかもしれない・・」会社の同僚や友達と接していてそのように感じたことはありませんか?

例えば、同僚と廊下ですれ違いこちらは挨拶をしたのに無表情で素通りをされてしまったケースなどはそんなことを考えがちです。

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挨拶をした相手から挨拶が返ってこないようなことがあれば、避けられているように感じるのは仕方がないと思います。

しかし、そんなことを考え始めると、その相手を無意識のうちに観察するようになり、その度ごとに悲観的に解釈するようになってしまいます。

そっけない態度を取られたりしたら、「ああ、ああ私のことをやっぱり嫌っているんだ」と確信するようになっていきます。

すると、その相手と接しなければならない場面で、いつも緊張してビクビクと行動をしなければならないことになってしまいます。

確かにその想定どおり、嫌われているかもしれません。しかし、もし誤解であるとすればこれほどもったいないことはありません

では、人が相手の行動を誤解して悪く解釈していまうときは、どのような心理が働いているのでしょうか?

それは、過去の出来事の蓄積から、似たように事例をひっぱり出してきて自分なりの解釈を行う思考回路が働いているのだと思います。つまり、人の行動を主観的にとらえているのです。

しかし、同じ対象物を見ても、人によって捉え方はさまざま。それなのに、自分の判断基準のみでそれを解釈してしまうのです。

例えば、無表情の人を見ると、人によってそれはさまざまな解釈がありえます。

「怒っているのではないか?」「疲れているのではないか?」「笑顔をつくるのが苦手なのではないか?」など。真実は本人に聞いてみないと分からないことです。

同じように、挨拶をしたのにその返事がなかったからといって「私はあの人に嫌われている」と解釈してしまうのは早計というわけなのです。

確かに怒っていた可能性はありますが、それ以外の理由で挨拶をしなかった可能性もあるわけです。

例えば、忙しくて考え事をしえいたのかもしれないし、人見知りなのかもしれないし、気付かなかったのかもしれない。

いろんな可能性があるのです。それを、自分の一方的な解釈で「あの人は私を嫌っている」と考えてしまうのは、全くをもって惜しいことです。

自身も不必要なエネルギーを使ってしまうわけですし、相手との人間関係もぎくしゃくすることは必至だからです。

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では、挨拶をし返してくれないという断片的な出来事で、どうして「嫌っているのではないか」という解釈へ思考が飛躍してしまうのでしょうか。


それは潜在意識のなかに、2つの心理が存在しているからだと思います。

1つ目は、その相手が苦手なタイプに含まれるという心理がはたらいているのだと思います。

それは過去の人生経験から、似たような性格や風貌の人にひどいことを言われたり疎外されたりした経験があるのかもしれません。

あるいはそうでなくても、体格がよい人を暴力的に感じたり、目つきの鋭い人は冷淡に見えるなど生理的な拒否反応が生じている可能性もあります。

2つ目は、自分自身に自信を持てていないという心理状況がある可能性があるということです。

無意識のなかに、「私は魅力がないつまらない人間である」というイメージが刷り込まれていれば、そのイメージをベースに相手の行動についても考えるようになります。

つまり、「私を受け入れてくれる人はいるはずがない」「私は疎外されるのが妥当な人間だ」という考えに合うように、相手の行動を解釈してしまうのです。

それら2つの心理が相手の態度や風貌認識を契機に働いたとき、「私は嫌われているのではないだろうか?」という解釈に導かれてしまうのです。

それにしても、そのような主観的な解釈で、相手は自分のことを何も嫌っていないのに、勝手に嫌っていると思い込むのは惜しいことです。

そのような状態に陥らないよう、過去の人生経験から安易に相手のことを解釈してはいけないということを念頭に置きつつ、自分に自信を持つことを習慣的に行っていくことが大切だと思います。


社会には人間関係のトラブルほか、さまざまな問題もありますが喜びと感動にも満ちています
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人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
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