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高圧的な上司は部下を傍若無人で言動で叱り飛ばします。また、理不尽な対応でこきおろし恥をかかせることも平気で行います。

それに対応せねばならない部下は、不快な思いをし、時には怒りの感情を覚え、あるいは絶望的な思いに駆られて退社に追い込まれてしまうこともあります。

そういった高圧的な態度や言動をとる上司は、一体どのようなことを考えて高圧的な言動や態度で部下を苦しめているのでしょうか?
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上司ー部下という権力構図を利用して自分の好き勝手にふるまっているだけに、高圧的な上司は、さぞかしストレスのない生活を送っていると考えがちです。

しかし、どうやらそうでもないようです。

そのように思ったのは、高圧的だと自認するあるサラリーマンが意外なことにいろいろな悩み事を抱え、苦しんでいるのを知ったからです。

そのサラリーマンはいかにも高圧的な雰囲気の人で、自分のペースで悠々自適に日々を送っているように見えました。しかし内心では、さまざまなことに怯え、悩みの尽きない苦しい日々を送っていました

「部下をどのように指導していいのか分からくてね・・」そのサラリーマンはそのように切り出しました。

話を聞いてみると、勤続年数が長くて個々で仕事をするのは問題ないけれども、いざ部下を束ねる立場になったとき、どのように指導していいか分からなくなってズルズルきているというのです。

小さいことでも自分のやり方と違っていたら、ついカッとなって高圧的に部下を無理矢理上から押さえつけてしまう。

そのように厳しく指導をした結果、部下たちは皆 自分から離れていってしまい、社内はギスギスした人間関係になってしまったのだとか。

本当は、そのサラリーマンも、部下と飲みに行ったりして楽しい会社生活を送りたいのだとか。

そのために信頼関係を築きながら部下を育てたい。しかしそれをどうやっていいか分からないというのです。

結局、攻撃的な態度をとることでしか指導をできず、結果的に部下には怖がられ、挙句の果てには会社を辞められる。

かといって、やさしく接したら、舐められるし仕事を適当にされても困るので、それはプライドが許さないのだとか。

その原因を辿れば、小さい頃に厳格な親に育てられたり体育会系の部活動でしごかれてきたことにあるかもしれないとそのサラリーマンは話してくれました。

その高圧的に圧迫された反動で、少しでもその価値観と違ったことを部下がしているのを見たら怒りをセーブできないとのこと。

そういった話をそのサラリーマンから聞き、高圧的な上司というのもその人なりにいろいろな悩みを持っているのだなあとしみじみ思いました。


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本当はもっとやさしく部下と接したほうがよいと頭では分かっていても、怒りをセーブできず、結局は頭ごなしに叱り飛ばして人間関係を自らズタズタにしてしまう。

それは、子供時代や学生時代に、親や先輩たちから受けてきた高圧的な仕打ちを、今度は自分が無意識のうちに反射的に行ってしまうというのです。

また、小さい頃から褒められたこともほとんどなく、毎日のように攻撃されてきた過去があるだけに、また自分が攻撃されるのではないかという恐れが常にある感じも受けました。

その鎧として、高圧的な言動や態度を部下に対してとることで安心感を得るとともに自身の身を守っているという心理状況なのでしょう。

更に、そういった人をまとめるのが苦手な性格ゆえに、部下をうまくまとめることができず、その解決の糸口も見えない状況となると、自身に対するイライラが外にでてしまう。

だから自分の思うように部下が動いてくれないと、「なぜ動かないんだ!やる気がなければ帰れ!」「さっき説明しただろ!やり直せ!」とすぐにキレてしまうわけです。

要は自分には自信がなく、心の余裕も全く保てていない状態であるわけです。

といっても、高圧的な上司は普段から高圧的なキャラでいるだけに、プライドが許さず他人に頼ることも愚痴を聞いてもらうこともできないという状況。

結局、自分ひとりで悩みを抱え込んで、その解決の糸口も見えないイライラからさらに部下に当たってしまい、さらに人間関係はズタズタになってしまう。

そのようなことを考えたとき、高圧的な上司の下で働く部下は、上司にも弱みがあることを前提に接したほうがよいのかもしれません。

どうしてその上司はそのような高圧的な態度をとっているのかを冷静に考えて、怖がらず接するのです。弱い犬が、自分より弱そうな犬に吠えている状態ですぎないからです。

決して怯えひるむことなく、対等な目線で対応すること。相手は恐れずに足らず。そう考えることで、部下は自分のストレスも軽減されると思います。

いずれにせよ 高圧的な上司とその下で働く部下とそれぞれが悩みを抱え、互いをけん制し合っているのは、会社という組織において大きなマイナスであることは間違いないと思います。

社内での上下関係をときには取り去り、心の痛みを分かち合い、支え合えあえるようなコミュニケーションの場がそれぞれの会社または社外にあればよいのではとふと思いました。


社会には人間関係のトラブルほか、さまざまな問題もありますが喜びと感動にも満ちています
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人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
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