
職場ではさまざまなストレス要因があると思います。上司との人間関係、仕事のノルマ、取引先やお客とのやりとり・・等々。
それらによりストレスが蓄積されていくと私たちの心身は変調をきたしていきます。
ストレスが溜まれば人間はよりネガティブなことを考えてしまうため、それに併せて体力減退やイライラによる幸福感低下も促してしまいます。
では、ストレスを溜めず疲れにくくなるためにはどのようなことを意識して日々を過ごしていけばよいのでしょうか?
それは、人や出来事に対して、感謝の気持ちを持つことだと思います。
「この会社で働けて幸せだなあ」
「こんな重要な仕事を任されて幸せだなあ」
「今日のランチはおいしかったなあ」
「自分のスキルが会社の役に立ってうれしいなあ」
「おしゃべりをできる同僚が居てありがたいなあ」
「お客様が喜んでくれてうれしかった」
「給料が出るおかげで家族を養えてありがたいなあ」
「しっかりした上司がいてありがたいなあい」
「今日は天気がよく過ごしやすくてうれしいなあ」
「今日も健康に過ごすことができて幸せだなあ」
「今日も同僚や家族が健康に過ごせて幸せだなあ」
といったように。
それが例えごく当たり前のことであっても、実はとてもありがたく奇跡的なことがいろいろ日常には転がっているものです。
普段はそのありがたさに気づかず見逃してしまっているケースが多数。
それらを意識的に探して、それらに感謝するということを習慣化していくのです。
なぜそのように人や出来事に対して感謝の気持ちを持つことがストレス軽減にもつながるのでしょうか?

それは、ものごとや人のプラスの面を探すという作業を無意識のうちに行うことになるからです。
人やものごとをプラスに考えることが習慣化すれば、気持ちが自然とポジティブになっていきます。
心が幸福感で満たされるようになると、前向きにがんばろうという気力も湧いてくるからです。
すると、職場での日々の仕事や出来事、同僚や上司との人間関係についても肯定的に考えられるようになっていきます。
その結果、不平不満が減りストレスも軽減されて疲れにくくなるのです。
職場で働いていると、さまざまなストレス要因があるものです。
それらについてネガティブに考えてしまうと、どんどんストレスは蓄積されていき幸福度は低下していきます。
そのようにならないためには、ものごとのプラスの側面を常に考え、それを発見する意識を持つことです。
そしてそれらに感謝の気持ちを持つのを意識的に行うのです。
それを習慣化していくことが、日々をストレス少なく過ごしていくために重要だと思います。
人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。