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サラリーマン・OLの方々は多かれ少なかれ、日々、ストレスにさらされていると思います。満員電車に揺られて出勤し、会社に到着したらややこしい上司がお待ちかね。

お客とのトラブル処理、長時間労働や残業、ノルマへのプレッシャー・・等々、ストレスが溜まる要素がサラリーマン・OL生活には溢れています。

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会社を辞めない限り、そういったストレスからは逃げられない。といっても、家のローンや子供の教育費などが肩にのしかかり、会社を辞めたくても辞めれない人も多いと思います。

現代社会において、ストレスと無縁の生活を送るのは非常に難しいことであると言わざるをえません。

「ストレスなど感じないよ」という強心臓の人なら良いかもしれませんが、殊に真面目で心が繊細な人は、ストレスの蓄積によって胃に穴が開く思いをしたり、鬱病など精神的な病に冒されたりしてしまうケースも少なくありません。

<仕事とストレスの関係性>

仕事はマラソンと同じ性質があると思います。基本的に似たような作業を毎日毎日行う。

そうなると、1日1日の成果は確かに重要であるけれども、細かいことを気にしていると、息切れをしてしまうということになりかねません。

あまり細々したことに気を向けていると、知らないうちにストレスがどんどん蓄積されていき心身が知らないうちにむしばまれてしまうからです。

つまり、長い年月をかけて仕事を続けていこうと思えば、仕事で成果を挙げていくことだけではなく、ストレスに負けない「強さ」、あるいは、良い意味での「鈍感さ」をもって、ストレスとうまくつき合っていくことが必要になってくるわけです。

それはいわゆる「ストレス耐性」という言葉で表現できるかもしれません。

<ストレス耐性が低い人とは>

同一の職場で同じような内容の仕事をしていても、いつも焦っていてストレスを溜め込みがちな人がいると思えば、一方でストレスに鈍感といいますか、あまり細々したことを気に留めない人もいます。

どちらのタイプが仕事ができるのでしょうか?

一見すると前者のタイプだと思われがちです。向上心が強くプライドも高い為、懸命に努力をして社内での出世競争にも打ち勝っていく。

だから、仕事では大きな成果を挙げていくと思います。しかし、長い年月に渡って仕事をつづけていけるかというと、意外と短期間で辞めてしまう人も少なくないようです。

というのは前者のタイプは、うまくいっているときは良いのですが、いざ何かミスをしたり人間関係でつまづいたとき、ガタガタと崩れやすい傾向があるからです。

ストレス耐性が低いものですから日々多大なストレスをため込み、うまくいかなかった原因はすべて自分自身に責任があると考えてしまうのです。

その結果、何か想定外のことが起き処理できなかったとき、自ら会社を去ってしまったりうつ病になってしまったりするという事態が発生しやすいわけです。

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<ストレス耐性の強い人とは?>

一方のストレス耐性の強いサラリーマン、つまり後者のタイプは、他人との競争などに興味のないマイペースな人が多い感じがします。

全体として仕事も最低限のことをこなしているだけという人が少なくなく、一見すると大きな成果を挙げるタイプではないかもしれません。

しかし意外な事かもしれませんが、何十年も同じ会社で勤めあげる人は、実はこういった後者のタイプに多いような気がします。

というのは、何か失敗をしたとしてもストレス耐性の強いタイプの人は動じることがあまりないのです。上司に叱られようがお客から罵倒されようが、聞き流すことができるのです。

その結果、蓄積されるストレスも少ない状態で、気がついたら長い年月にわたって仕事を全うしていたという人が少なくないのです。

<ストレス耐性は身につけることはできるのか?>

仕事で他人より優れた成果を挙げていくためには、神経を尖らせてストレスに敏感である必要があると思います。

ただ、それが行きすぎてしまうと、ストレスが蓄積され鬱病になるなどのリスクも生じてきます。

ですから、そういったサラリーマンの方は、ストレスをものともしない強靱な精神ともいえる「ストレス耐性」を身につけたいという人も少なくないかもしれません。

しかし、残念ながら、ストレス耐性というものは、後天的に高めることは難しいと一般的に考えられているようです。

というのは、ストレス耐性に関わる脳の扁桃体の感受性は、遺伝的要素や子供時代の環境などによってほとんどが決まってくるからです。

では、ストレス耐性の低い人は、ストレスの蓄積で心身がぼろぼろになるのを避けられないのかというと、そうでもないと思います。

例え、ストレス耐性が低くても、それを自覚し、物事や他人に対する考え方や接し方を変えていけば、ストレスとうまくつき合っていくということが十分可能だと思うのです。

<ストレス耐性が低い人が心に留めておきたいこと>

ストレス耐性が低い人は、社会人になってからそれを高めようとしても、容易ではないことは前述した通りです。

ですから、ストレス耐性が弱いと自覚している人は、いかに日常のストレスを減らし、ストレスとどのように向き合っていくかを考えていくのがよいと思います。


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例えば、ストレスを減らしうまくつき合っていくために、下記の5項目について以下のように考えてみてはどうでしょうか

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<ストレス耐性の低い人がストレスを溜めない5つのヒント>

@「良い人間関係を構築する

・・会社に行けば苦手な上司や同僚は1人2人はいるかもしれません。

そういった人々とは、意識的に挨拶をしたり接する機会を多くしたりして、早い段階でなるべく良好な人間関係をつくる努力をすることをおすすめします。

確かに、人間関係を構築する段階では大きなストレスを被るかもしれませんが、長い目で見たとき、心理的な距離が縮まることで緊張の度合いが緩和され、結果的にストレス軽減につながると思うのです。

A「自分のペースを大切にする

ストレスをため込みやすい人は、すぐに他人と自分を比較する傾向があります。

確かにライバルをつくって切磋琢磨をするなど、他人と自分の比較はメリットもあります。

しかし、あまりその点を意識しすぎると嫉妬や敗北感といったマイナスの感情を誘発してしまいます。

それは日々のストレスになってしまうので、あくまでも比較する対象は「過去の自分」という風にしたほうがよいと思います。

B「プラスにものごとを解釈する

・・会社勤めをしていると、理不尽なこともたくさんあろうかと思います。例えば、自分に何の落ち度もないのにお客から怒鳴られたり、何もミスしてないのに短気な上司に怒りをぶつけられたり・・。

確かに、自身の至らない部分は反省し次に生かすという視点は必要ですけれど、その都度マイナス思考で考えるのは得策ではありません。

毎回毎回、自己嫌悪に陥っていたら、ストレスが蓄積されていく一方だからです。

ですから、何か自分に思わしくないことが起きたときは、「プラスに解釈できないか?」と考えてみることです。

プラスに解釈することでプラスエネルギーが湧いてきてストレスを緩和することができるからです。

C「会社とは別に自分の時間を持つ」

・・会社でストレスを溜め込みがちなサラリーマンは、会社が人生のなかで相当大きなウエイトを占めていると考える傾向があります。

確かにそれはそれですばらしいことですが「会社=人生のすべて」と考えてしまうのはリスクがあると思います。

というのは、仕事で何かうまく行かなかったり、上司から叱られたりしたときに、人生そのものを否定されているものと拡大解釈して考えてしまうからです。

それは大きなストレスとして蓄積されていくことは言うまでもありません。

ではどうすればよいかというと、会社以外にも自分の居場所をつくることです。

例えば、趣味に没頭する時間をつくったり、社会人サークルに入ったりと、とにく会社とは別に自分の居場所をつくることです。

そういった場をつくっておくと、いざ会社で上司から理不尽に叱られたとしても、「いやいや、自分には○○の趣味があるし、そちらの仲間に親しまれているから全然OK」と楽観的に思えてしまうわけです。

心の逃げ場をつくることが必要なのです。

D「明るい未来のことを考える時間をつくる

・・会社でストレスを溜めがちな人は、「仕事で数字を挙げねばならない」「叱られたくないし、失敗は絶対に許されない」といったように、目先の課題に追われネガティブ思考でものごとを考えている傾向があります。

それではストレスも溜まっていきますし、息切れをしてしまうことでしょう。そういった人がストレスを溜めないためには、「未来」に視点を向ける時間を作ることです。

自分の夢が将来に実現したことを、そのときのハッピーな気持ちとともに自由に想像する。

そういった時間を持つことで、ストレスをはねのけるプラスのエネルギーが湧いてきます。

なお、将来の夢や目標は、壮大なものでなくてもよいと思います。

例えば 「会社が終わったら○○で美味しいものを食べるぞ!」「今週乗り切ったら自分へのご褒美で△△を買うぞ」といった卑近なことでOK。

そういった未来に向けたプラス思考は、今現在が辛くてもストレスを蓄積することなく乗り切るための原動力になるのです。

現代社会を生き抜いていくためには

現代社会を生き抜いていく上で「ストレス耐性」とい言葉がひとつのキーワードであることは間違いないことだと思います。

しかし、ストレス耐性が強すぎて、何があっても全く動じない、他人に負けても失敗してもストレスを感じないというのは別の意味で問題だと思います。

そうなると、例えストレスは溜まりにくくても、仕事スキルや自身の能力を向上させていくことが難しくなるからです。

つまり、適度にストレスを感じながら、それをうまくプラスエネルギーに転化する思考回路の構築というのが、この厳しい社会を生き抜いていくために必要になってくるのではないかと私は思います。

子供社会もストレス耐性の問題が重要

なお、ストレス耐性の問題については、サラリーマンだけではなく、子供についても共通する問題だと思います。

というのは、子供社会はある意味、大人社会以上にシビアで残酷だからです。しばしば大きな社会問題になるものの、未だ、子供社会でもいじめや暴力の話題が絶えることがありません。

勉強、クラブ活動、友人との人間関係など、子供たちも日々、ストレスにさらされて生きざるを得ないということなのです。

つまり、子供社会においても「ストレス耐性」という言葉がひとつのキーワードになってくるというわけです。

そのような点をふまえたとき、子供たちがどのようにストレス社会と向き合いながら自身を向上させていくのかということも、今後の教育現場の大きな課題ではないかと思います。

ストレス耐性が低い子供たちがどのように社会の荒波に対処していけばよいのか、そういったノウハウを確立していくことも大人の役割ではないかと思います。


社会には人間関係のトラブルほか、さまざまな問題もありますが喜びと感動にも満ちています
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人生にはさまざまな出来事があります。時には努力を重ねたとしても思い通りの結果が伴わないといったこともあるでしょう。ただ長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
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