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職種にもよりますが、今も昔も新入社員が短期間で会社を辞めていくケースは少なくないようです。

辞める原因はいろいろあるでしょうが、大きな原因のひとつに「上司から怒られた」ということが挙げられます。
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右も左も分からぬまま、研修だけで完璧に仕事をできる新人などなかなかいないもの。

すると、ミスをしたり右往左往しているのを上司から見られ、頭ごなしに怒られるわけです。

「お前、何やってるんだ!全然違うだろ!」
「やり直しだ!マニュアルを読み直せ!」

学生時代に体育会系の部活動をやっていて上下関係を経験した新入社員ならそうでもないかもしれませんが、
そうでなければ社会人になって頭ごなしに上司から叱られるというのは、ショッキングな出来事だと思います。

そもそも怒られるというのは、仮に自分に落ち度があっても、誰しも気分が良いものではないもの。特にプライドの高い新入社員ならば、自身のプライドを傷つけられたと認識し大きなストレスを感じることでしょう。

また、上司が厳しく執拗に怒られつづければ、不愉快な気持ちは募っていき、それは絶望的な思いに発展して「会社を辞めよう」という風になってしまうわけです。

怒られるのを乗り越えたとき、仕事を一人前に習得して軌道に乗っていくかもしれないのに、その前に仕事を辞めてしまうのはもったいないことです。

では、上司に怒られることに恐怖心を抱く新入社員は、どう考えていけばそれを克服できるのでしょうか?


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それは、少し深呼吸をして「怒られる」ということについて整理して考えてみると良いと思います。

というのは、人間は怒られると冷静さを失い客観的にそれを分析することができなくなっているからです。

職場で上司に怒られたとき、なぜ怒られたのか、今度どうすればいいのかなどを順を追って考えてみるとよいと思います。
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試しに紙とペンをとりだして、以下8項目に対する回答を書き出してみましょう。

@「どんな状況で怒られたのか?

(例:上司から受信したメールに返信をしなかったら呼び出されて怒られた)

A「どのように怒られたのか?

(例:上司に「なんでメールを返信しないんだ!?社会人失格だ!」と怒鳴られた)

B「どんな性格の人から怒られたのか?

(例:その上司は、細かいことにこだわる性格だ)

C「相手はなぜ怒ったと考えられるか?

(例:自分で送ったメールに部下が反応しなかったらムカついたのだと思う。一方、仕事をスムーズに進める上で、連絡のやりとりは迅速にするべきだということを伝えたかった面もあると思う)

D「似たようなことで怒られたことは以前あったか?あればどんなときに?

(例:あった。大学生のとき飲み会の出欠を出すのが遅くて、先輩から叱られたことがある)

E「今回怒られたことで何を学んだか?

(例:連絡をすぐにしないと気にする人もいるし迷惑がかかる場合もあることを学んだ)

F「怒られて良かったことは何か?

(例:相手が取引先の顧客なら大変なことになっていたかもしれない。大きな失敗をする前に気付かせてくれてこの上司には、ある意味、感謝している。)

G「今後どうすればいいか?

(例:誰かからメールが来たら、すぐに返信する習慣をつけようと思う)

どうでしょうか?怒られることに対する概念が少しプラスに変わってきませんか?

上司から怒られて感情的になってしまう原因、それは、その出来事を頭のなかで整理ができていないからであることが少なくありません。

肝心の原因分析に思考が十分及んでいないのです。

怒られるということは必ずしも悪いことではありません。

確かに、気分が良いものではないでしょうが、自分の改善点を発見できる貴重な機会だとプラスに考えることもできると思うのです。

実際のところ、怒られたときはプライドが傷つけられムカついたことも、長い目で見たとき、怒ってくれたことを改善することで飛躍できるといったことも今までの人生であるのではないでしょうか?

ですから、怒ってくれた上司に対してはムカつく気持ちを置いておいて、「感謝の気持ちを持つことはできないか?」と考えてみるのが大切なのです。

すると、感情的な気持ちを沈めることができるとともに「怒られたらどうしよう」という恐怖や不安も静かに消えていきます。

その結果、厳しい上司に悩んでいたとしても、今までより明るい気持ちで仕事に取り組んでいけるようになると思います。


人生にはさまざまな試練があります。努力をしても思い通りにいかないこともあるでしょう。
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ただ、そこで感じる心の悩みは、視点を少し変えるだけで解消してしまうこともあるものです。 長いスパンで見たとき、その結果だからこそかえって良かったということも少なくないものです。私たちは人生に与えられた試練を通して試行錯誤しながら魂を磨き成長していくことができればよいものです。やってくるさまざまな出来事のなかに、ひとつでも多くの感動を探しながら喜びを味わっていくこと、そして他者に優しさや希望の光を与え自他ともに幸せになっていくこと。それが生きる意味であると思います。
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